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生活支援コーディネーター

多職種連絡会議(地域ケア会議)への参加。

本日は南部圏域 多職種連絡会議(地域ケア会議)に参加してきました。

この会議は地域包括支援センターが主催し、医療・福祉等の専門職同士のネットワークづくりに向けて開催しています。

その会議の中で、情報共有型研修として、「令和3年度介護保険運営基準改訂」の話し合いがありました。

例えば、「感染症や災害が発生した場合であっても、利用者に必要なサービスが安定的・継続的に提供される体制構築(BCP)」や地域包括ケアの推進、自立支援、介護人材、制度の安定性等の推進がありますが、

 

今回はその中の「高齢者虐待防止の推進」がテーマとなりました。すべての介護サービスに対し、利用者の尊厳、虐待防止に関する措置を講じることが義務付けになる等、基本的な部分ではありますが、枠組みが変化してきています。

 

その背景には、家庭内での人間関係、介護疲れ、金銭的な要因等、様々な要因があると思います。

問題が深刻になる前に発見することも必要、また虐待される本人とともに養護者を支援する視点が大切であると学びました。

 

まずは「虐待」ということが発生しないことが一番ですが、「虐待」の種類についても知ることが必要だと感じた会議でした。


ⅰ身体的虐待:高齢者の身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行を加えること。
ⅱ介護・世話の放棄・放任:高齢者を衰弱させるような著しい減食又は長時間の放置、養護者以外の同居人による虐待行為の放置など、養護を著しく怠ること。
ⅲ心理的虐待:高齢者に対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応その他の高齢者に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。
ⅳ性的虐待 :高齢者にわいせつな行為をすること又は高齢者をしてわいせつな行為をさせること。
ⅴ経済的虐待:養護者又は高齢者の親族が当該高齢者の財産を不当に処分することその他当該高齢者から不当に財産上の利益を得ること。