地域福祉計画・地域福祉活動計画研修会の開催！
本日はタイトルにもあるとおり、「地域福祉計画・地域福祉活動計画研修会」を開催しました！
この研修会は江南市役所と江南市社会福祉協議会、地域住民、計画の実行委員を対象に開催しました。
まず、「地域福祉計画」「地域福祉活動計画」とはどんな計画？ と思われた方。
ふくしを学ぶコーナーで確認！
地域福祉計画とは → 策定主体は「行政」
市町村は、地域福祉の推進に関する事項として次に掲げる事項を一体的に定める計画を策定するよう努めるものとする。
一 地域における高齢者の福祉、障害者の福祉、児童の福祉その他の福祉に関し、共通して取り組むべき事項
二 地域における福祉サービスの適切な利用の推進に関する事項
三 地域における社会福祉を目的とする事業の健全な発達に関する事項
四 地域福祉に関する活動への住民の参加の促進に関する事項
五 地域生活課題の解決に資する支援が包括的に提供される体制の整備に関する事項
（社会福祉法第１０７条）
地域福祉活動計画とは → 策定主体は「社会福祉協議会」
「地域福祉活動計画」とは、社会福祉法第 １０９ 条の規定に基づき、地域福祉の推進に取り組むための実践的な計画として、社会福祉協議会が策定する計画です。
江南市の地域福祉計画、地域福祉活動計画はどんな状況？
江南市と江南市社会福祉協議会で、地域での助け合いや支え合いの仕組みづくりの一歩として、江南市の「地域福祉計画」と江南市社会福祉協議会の「地域福祉活動計画」を合同で策定しています。お互いに「みんなで支え みんなで育む『しあわせ』なまち江南」を目指して協力して計画の推進に取り組んでいます。ぜひ、お住いの計画を確認してみよう！（外部リンク：江南市HPl）
そして近年、ふくしの課題も多様化しており、こどもの貧困、ヤングケアラー、ひきこもり、セルフネグレクト等、高齢、障がい、児童等の各分野ごとの相談対応では対応が困難であり、世帯の中で課題が複雑化している状況です。
そのため、次期の「地域福祉計画」にて地域共生社会の実現に向けた、包括的支援体制、重層的支援体制整備について検討していく必要があります。難しい文章がでていますが、一人ひとりに関わる重要なことです。どのような事業で、何が求められているのか、次回も引き続き紹介していきます。
▲本日の研修会の様子