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国際理解とふくしって? 関係あるの?

本日は、門弟山小学校6年生の「福祉教育プログラム開発モデル事業」を実践してきました!

門弟山小学校では、1年生~6年生まで「総合的な学習の時間」で学習のサポートを行っています。例えば、1年生は「地域の高齢者の方との多世代交流」、4年生は「防災学習」、5年生は「ふくし学習」を行っています!

 

今回、6年生の学習テーマは「国際理解」です。様々な分野で江南市社協が学習のサポートをする理由の1つには「ふくしの推進」につなげるためです。「ふくし」は児童、障がい、高齢に限らず、「”誰もが”ふだんの くらしの しあわせ」になることです。「多世代交流や防災学習、国際理解」の中には、社会的な課題やふくしの視点がたくさん絡み合っています。その部分を「福祉教育」という形で伝えていくことも社会福祉協議会の役割の1つです。


さて、取り組みはというと、講師に江南市国際交流協会(ふくらの家)の方々を迎え、国や文化の紹介、グループに分かれておしゃべり会等を通じてお互いの文化を理解する取り組みです。講師の国籍は、モンゴル、ペルー、ベトナムの方々でした。

▲みなさん国の文化を分かりやすく紹介、民族衣装も素敵です♪

それぞれの国を紹介した後は、講師と児童がより距離を縮めるために、グループに分かれてのおしゃべり会です。

講師の方へはこんな質問がありました。

  • どうして日本に来ることになったのですか(→最初は1年だけのつもりが仕事で日本に。最初はさびしかった。でも今はとても幸せ。)
  • お家は広いですか(→日本に比べて大きい。15人家族よ。)
  • はじめて日本に来た時に食べたご飯は何ですか(→味噌汁。とても美味しかった。ご飯が美味しい。)

▲「モンゴルではね~。」日本とのちがいや同じにびっくりする児童たち

▲「ペルーで有名なダンスは~」と言って、素敵なダンスを披露!

▲「おすすめのベトナム料理は?」と質問を受ける講師

最後に講師の方から「講師から見た日本の印象」についてお話がありました。

  • 小学校など通学のときに集団行動がしっかりできている。すごいこと。
  • 学校以外で習い事だとか、勉強をしっかりする国。すごい。

活動を終え、講師と児童がお互いが知り合う中で、それぞれの文化を理解しあうことが必要だと感じました。地域で生活する中では、楽しいことだけではなく、生きづらさも経験されてきていると思います。互いの文化的ちがいを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、一人ひとりが地域社会の構成員として、「ともに生きていく」ことが大切だと感じています(※このことを「多文化共生社会」という言葉で使われています)