本日は「令和4年度 第1回江南市社会福祉協議会社協職員内部研修（第1回目）でした。

この研修の目的は、大きく3つの目的があります。

①江南市社協のビジョンの検討と共有、事業展開や組織マネジメントの検討

▶各部署の課題抽出、社協の新規事業の検討

②第2次地域福祉計画・地域福祉活動計画策定による、社協職員として計画策定

▶包括的支援体制（誰も取り残さない地域づくり）の構築に向けた6年間の計画の方向性

③部署間の円滑なコミュニケーションや業務理解

▶職員同士の関係づくり、スキルアップの場

となります。社協にはそれぞれ部署ごとに専門職がいて、それぞれのスキルを駆使して仕事を行っています。

しかし、現在の福祉課題や地域課題は、課題が複雑に絡み合っており、それぞれの部署ごとだけでは対応できないことが多くなっています。

例えば、介護が必要な80歳の親とひきこもりの50歳の子の世帯がいた場合、親は介護保険制度の利用で対応、子どもへの支援は誰が対応できるのか等、個人ではなく家庭全体としての支援が必要なことがあります。

そのような制度の狭間にいる方をどのように支えていくことができるのか、地域福祉を推進を目的とする「社会福祉協議会」が考えなくてはいけない内容です。

今後、どのような課題にも対応できる仕組みづくりが必要であり、それを行う社協の組織力を高めていくことが求められているため、内部研修を有効に活用していきたいです。

▲本日の内部研修の記録を一部公開！