社協のお仕事紹介 江南市社協×キントーン(ICTと生産性) 2023.03.01 さて、本日は社協の事務的なお話。 最近、江南市社協ではICTを活用してのお仕事に取り組んでいます。 例えば、ボランティアや生活支援コーディネーターの相談記録をkintone(キントーン)を活用して情報管理と記録、集計を行っています。 ▲何やらかっこいい響きだ 先日、とある研修で「業務の生産性」のお話がありました。 『時間は変わらないのに毎年業務量は増加していく状況。その中で仕事の質を担保していくにはどうしたらよいか?』という悩みに対して、 対応できることは主に2つあると講師からお話しがありました。 答えは、「①人材を増やす」or「②生産性をあげる」という方法。 ここで誤解を招きやすいことは「生産性をあげる」という言葉を聞くと「やっていたことをやらない」と解釈してしまうことです。 例えば、「相談者とお話しするのを5分短くする」、「今までやっていた仕事をやらない」、「会話をせずに黙々と仕事をする」というものではなくて、業務の中での「探す、記録、分析」という動作を効率的にすることで、本来必要な業務にその分の時間をつぎ込むことができるということを「生産性をあげる」という言い方をします。 例えば、社協のお仕事で言えば、地域に出向いていくことやボランティアの方と一緒に活動する時間は地域福祉を進めるうえで大切なことです。その時間を「○○の記録づくり、○○の資料探し、○○の調査資料の作成」等で毎月パソコン作業ではふくしの推進も難しい状況です。 そのような「探す、記録、分析」という部分をICTの力を借りて上手く現在の仕事に活用していくことが現在求められてきています。 そしてこの作業をすると見えてくるのは「ICTを活用して何がしたいのか。本当に必要な業務は何か」ということです。 ICTは便利なツールです。でもどこまでいってもツールです。その機能を活用して何をしたいのか、何を目指すのかを考えるのは人です。 その本質の部分をICTが進んでいくと問われてくると感じる今日この頃です。 ▲便利の先に何を求めるのかってことじゃな。 Tweet Share 社協のお仕事紹介 オープンガーデン&ふれあい農園プロジェクト 本日は一言。