地域で取り組む消費者被害予防!
最近、消費者被害が巧妙化しており、知らぬ間に被害にあうケースが多くなっています。
2022年度の愛知県のホームページによると、愛知県及び市町村に寄せられた相談件数は、44,002件となり、商品・サービス別では、「化粧品」が4,024件で最も多く、以下、身に覚えのない架空請求など商品が特定できない「商品一般」(3,708件)、「賃貸アパート」(1,430件)、「健康食品」(1,407件)、「工事・建築」(1,323件)の順となっています。
そして、最近では「定期購入」に関する相談件数が多く、化粧品や健康食品を低価格で1回限りのつもりで注文したが、実際には定期購入になっていたなどのトラブルも多発しているとのことでした。
このような身近でも起きている問題を防ぐためにも、地域の集まりや居場所、友だち、家族等、様々な人とお話を通じて身を守ることが大切です。消費者被害にあう方の大半は「他の人に相談できなかった」「人に相談したら恥ずかしい」「自分が引っかかっていると思ってもいなかった」など、様々な悩みを抱えています。
地域の活動においても「消費者被害」を防ぐつながりが必要だと感じるともに、江南市消費生活センターが行う出前講座も有効に活用できればと考えています。