高齢者って、を伝える。
本日は市内小学校にて「高齢者疑似体験教室」を開催しました。高齢者のくらしを疑似体験して高齢者の心身について学ぶという目的です。高齢者疑似体験グループさくら会が講師となり授業を行います。
授業の中で芸能人の年齢をもとに高齢者について考えるワークを行いました。芸能人のパネルの1枚目が「デヴィ夫人」の写真が。「この人、何歳でしょうか」というさくら会の質問に対して児童から・・・
「40歳!」「52歳!」「30歳から50歳の間くらい」等の声がありました。
▲「高齢者」の認識は様々だったよ!
話の中で印象に残ったこととして、このような言葉がありました。
「今、みんなは好きなこと、嫌いなこと、人それぞれだと思います。その気持ち自体は年をとって70年後になっても変わらないこと。楽しいときは楽しい、悲しいときは悲しい、みんな同じだと思います」
また「誰でも孤独はさびしい。一人ひとりが気にかけることが大切」というメッセージも伝えていました。足が不自由になる、目が見えにくくなる等の身体的な機能の不自由さだけではなく、気持ちの部分をさくら会が時に当事者として、時に代弁者としてリアルに語る様子は児童に伝わる場面がいくつもあったように感じました。
▲高齢者を伝えるのではなく、高齢者として語ることも大切だね