ボランティア・マルシェ(音訳講座)
2月24日(土)にボランティア・マルシェを開催し、企画した計5日間を無事開催することができました。
今回は「漫画や写真を伝える?みんなの音訳講座」で音訳ボランティアやまびこが開催しました。内容はふだん「やまびこ」が行う、江南市の広報や江南市社協の社協だよりなどを声に録音して音訳活動の紹介や音訳体験でした。その中心となったのが、漫画や地図をどのように声で伝えていくかというものでした。
例えば、四コマ漫画。目で見ていくと内容は起承転結で分かりやすいですが、音訳する場合は、音だけで伝える必要があります。どのように音訳する聴く人が分かりやすく楽しいか、作品をそのまま伝えることができるのかを学びます。
例えばどんなことかというと・・・。
- なるべく言葉数を少なく、説明過多にならず、スピード感が大切。
- 音訳者が勝手に推測をせずに、絵から得たもので表現する
- 登場人物のキャラクター説明(見た目・表情など)の説明も大切
など、これらは一部ですがポイントになるところがいくつかあり、より音訳したときに音で漫画を楽しむことができるというものでした。活動の中で「目の見えない方で漫画を楽しみにされている方がいる」「需要は高まる中、音訳者も漫画のことを学ぶ必要がある」など、現在の課題等も含めてお話を聞く機会があり、音訳のことを学ぶことができた講座でした。
ボランティア・マルシェは少人数での開催が中心となり、身近にボランティア活動のことを知っていただく機会として開催することができました。少人数とはいっても全体の参加者は20名以上、関係者を含めると30名以上の方が参加し成り立っています。
そして「ボランティア・マルシェ」をきっかけに社協の相談につながったり、ボランティア活動へとつながったりとしている状況です。とても嬉しいことです。今後も社協のボランティアセンターではボランティア活動を推進していきたいと思います。