新たな取り組みにむけて(ボランティア×ICT)
1月27日(月)江南市立図書館を活動拠点にしている本会登録ボランティアグループ「声のボランティアやまびこ」のメンバーと打ち合わせを行いました。やまびこは、視覚に障がいのある方へ広報などの市内の情報を音訳し情報を届けるボランティアグループです。
先日メンバーの方と話し合いをした際に「自分たちの音訳をもっと多く必要としている方に届けたい」「利用するハードルを下げたい」との相談があり、どのような方法ができるのかアイデア出しを行いました。
現在、江南市ホームページでは「広報こうなん音声データ(DAISY形式)」の配信、市役所や江南市社協窓口にて音訳CDを無料で試聴することができます。
今回アイデアとして取り組むのはDAISY形式の音声データではなく、DAISYアプリがない人でも気軽に江南市の情報を得ることができるようにする。利用する人の選択の幅を広げ、音訳をもっと身近に、必要な方へ届けることはできないかということでYouTubeを活用して音訳を届ける方法を検討しています。
例えば、広報こうなんを音訳データにすると、DAISY形式の音声データでは約120個以上の音声データになります。YouTubeの動画配信をしていくためこのデータを1つの音声データにまとめいく必要がありますが、元々、やまびこさんは音声の編集に長けているため問題なく120個の音声データを1つにまとめることができました(すばやく、慣れていて、すごい!)
そして今後、そのデータをもらい社協がYouTubeにアップロードしていく仕組みにしていく。これまでのボランティアの取り組みにICTを組み合わせると様々な展開ができると可能性を感じた瞬間でした。