さて、先日SC（生活支援コーディネーター）として参加してきた地域の取り組みを紹介します。

今回紹介するところは、江南市の「安良区」です。

安良区は人口1,003人、65歳以上の人口が318人、高齢化率は31.7％の地区です（令和3年9月時点）。

安良区には、本会のふれあい・いきいきサロン「安良健康サロン」があり、区民を対象にセルフサービスのコーヒーを片手におしゃべりを行ったり、ヨガ体操を行う活動を毎週金曜日、安良会館で開催しています。

▲入口には手書きの看板が（毎回異なるイラストでお出迎え）

ただ、今回紹介するのはサロンではなく「安良区連絡協議会（※）」についてです。

※安良区連絡協議会とは、「安良区に5年後も10年後も住んでいたい」、そう思える安良区を住民同士で無理なく、話し合いを重ねながら、地域の困りごとや地域のつながりづくりに対して、アイデア出しや取り組みを行う住民同士の集まりです（令和3年度発足）。

発足した理由も、地域の人と人との関わりやつながりが希薄化してる現状を受け、「ずっ～と住んでいたい安良区」を自分たちで考えていくことが必要だ、と定期的に住民や専門職（SCも参加中）を交えて会議を重ねています。

今回協議会内で『子どもと高齢者のつながりがあるといいなぁ。地域の関わりが減って、あいさつする機会も少なくなった。あいさつができる町になると見守りにもつながるのに・・・。』と住民の声があり、子どもと高齢者のつながりを目的にした「安良区ふれあい交流会」を4月に企画する運びとなりました。

▲打ち合わせの様子

今回の「安良区ふれあい交流会」を開催するにあたり、地区で活動されている「グランドゴルフ同好会」の方に協力依頼を行い、グランドゴルフをきっかけに、子どもと高齢者と一緒に体験をして地域のつながりづくりを行います。

また協力者より『せっかく開催するんだから、楽しそうな交流会の開催看板が作れたら・・・』という声があり、当日参加される子どもに協力してもらい、手作りの案内看板を一緒につくってもらうことになりました。当日、お披露目なので今から楽しみです！

「安良区ふれあい交流会」や安良区連絡協議会を通じて、今まで関わりのなかった人とつながり、一緒に地域活動を推進するメンバーとなっています。交流会でつながりが生まれるのではなく、交流会の開催過程でつながりが生まれていると実感しました。

当日の4月を楽しみに迎えたいと思います！

打ち合わせの最後に社協がカメラマンとなり写真撮影📷

社協「みなさん、真剣にやっている様子で1枚撮ります(笑)」

社協「みなさん、カメラ目線で1枚撮ります！！」

そして撮影後、『真剣な写真は打ち合わせの途中で自然に撮っておいてよ～』とお言葉をいただき社協に戻るのでした。

活動後のレポートをお楽しみに～。