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車いすバスケ教室 in 布袋北小

昨日に引き続き寒いですね。職場には雪が積もっておらず雪かきの心配はありませんでした。でも寒い・・・。

さて、本日は布袋北小学校にて、車いすバスケ教室を開催しました。

今回も講師は名古屋を拠点に活動される「ワールドBBC」の皆様です。ありがとうございます。

今年度は2度目の開催ということで、ここからは車いすバスケについて、本日の写真も含めながら見どころを紹介していきます!

車いすバスケのゴールって、バスケのゴールよりも低いの?

答え:いいえ、両方とも同じゴールの高さです(3.05m)。また常に車いすに座ったままプレーをしないといけません。上半身のみで動作を行わなければならないため、かなりの筋力と体幹、技術が必要になります。

▲車いすに乗っている状況からシュートする。すごいテクニックだ!

車いすに乗っている人の障がい程度は様々、障がい程度が軽い人が有利じゃないの?

答え:車いすバスケには選手の障がいの程度によって、持ち点が1.0点~4.5点までクラス分けされています(点数が低いほど、障がい程度は重くなります)。そして、コートに出れる人5人の持ち点の合計が14.0点以内でないといけないというルールがあります。

例えば・・・。持ち点(1.0点)の選手は、障がい程度が重く、腹筋・背筋の機能がなく座位バランスがとれず、背もたれから離れたプレーはできません。持ち点(4.5点)の選手は、体の両サイドの運動のコントロールが可能です。

つまりコートに5人入るということは、持ち点(4.5点)×4人になってしまうと、18点となり、14点を超えてしまいます。これは障がい程度が重い人も軽い人も平等に試合ができるようなルールとなっています。

▲チームのプレースタイルによって、選手構成が変わるんだね。ここも車いすバスケの見どころだね。

移動するときは、ボールをひざの上に乗せて移動すればいいの?

答え:いいえ、選手がボールを持って車いすを手でこぐこと(プッシュ)ができるのは、連続で2回までとなっています。

つまり、2回こいだら、他の選手にパスをするかドリブルをする必要があります。


車いすバスケのルールや魅力を知ったうえで試合を見るとすごく楽しめるスポーツであり、選手の”すごさ”を感じることができます。

最近では動画で試合の様子等も配信しているので、ぜひ皆さまも一度、車いすバスケを観戦するのもいかがでしょうか。