福祉教育 認知症サポーター養成講座と疑似体験教室。 2023.01.27 本日は朝から雪、みぞれ?が降る中、社協では学校からの依頼があり講師の方と一緒に福祉実践教室を開催しました。 本日はまず「認知症サポーター養成講座」を開催し、認知症のことを理解してから「高齢者疑似体験教室」を行うというプログラムです。 「高齢者疑似体験教室」の講師となるのは、本会登録ボランティアグループの「高齢者疑似体験グループさくら会」のみなさんです。 昨日は中学校での実施、今日は小学校での実施と対象学年に応じて伝え方等を変えて福祉教育を行っています。 体験を通じて最後に伝えたいメッセージとして、 「嬉しいこと、悲しいことは、年齢関係なく、みんな一緒。一番悲しいことは孤独、一人ぼっちになること。家族がいても家の中で関わりがなく一人ぼっちの人もいる。だから関わり合うことを大切にしていこうね」 ※「高齢者は○○○してあげることが嬉しい」ではなく、「自分にも嬉しいことが高齢者も嬉しいんだよ」という視点。 ▲障がい等も何か特別に思えるけれど、私も僕もあなたも、嬉しいこと、悲しいことは同じ 若い人は「昨日出来なかったことが、できるようなる時がある」、高齢者は「昨日出来ていたことが、できなくなる時がある」、このような正しく加齢や老化を正しく伝えながら、その部分で感じる高齢者の心の変化を自分たち(高齢者)を通じて伝えていきたい。 福祉教育で目的もなく「疑似体験」を行うことは、「ふくしの学び」をしたという事実は残りますが、その学びの結果が「かわいそう、こんな人になりたくない。かわいそうな人を助けてあげる」という負の感情だけを植え付けてしまうことにつながります。 他人事ではなく、我が事として考えていくための福祉教育を講師と一緒に社協職員も考え、学校とも調整を行う中で進めていくことが大切だと感じています。 Tweet Share 福祉教育 福祉実践教室と福祉教育。 今日は一言。、